日本の競争戦略から日本の弱点を攻める

労働経済

マイケル・ポーターの「日本の競争戦略」から見る入った方がいい業界


約20年前にマイケル・ポーターの「日本の競争戦略」で、日本の大学のレベルが低いものとして以下のものを挙げています。

・化学
・化学工業
・金融
・ソフトウェアエンジニアリング
・航空工学

逆に考えると、この分野に非常に強い人は日本のトップになれる可能性が高いです。

日本の競争戦略 [ マイケル・E.ポーター ]
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ダメだと思うと完全撤収する日本企業


なぜなら日本は失敗すると、その分野に潜在ニーズがあっても手を付けない(完全撤収)する傾向があるからです。

そのいい例が、メモリの分野です。

1980年代日本はメモリの分野で上位を取っていました。

しかしバブルが崩壊後の日本のメモリ業界はボロボロになりました。

少し前になりますが、エルピーダメモリが上場廃止になったのは記憶に新しいところです。

そして新しいメモリ会社が多数上場してきません。

メモリはクラウドと呼ばれるサーバー群を作るために必要なものなので、潜在ニーズはありますが、日本はその分野をほぼ完全に捨ててしまったのです。

大学のレベルが低い代表航空工学


こちらも三菱重工業の飛行機のプロジェクトが、うまくいっていないニュースが2,3年前にありました。

どうやら20年経った今においても、ポーターの指摘した弱点となる分野は、日本の大学においてそれほどレベルが高くないようです。

個人が狙うなら、金融とソフトウェアの分野が今後有望


化学や航空工学は資金力がないと仕事ができないので、個人が狙うなら金融やソフトウェアの分野が有望です。

この2業種は個人の資金で稼ぐことが可能だからです。

金融は平均を狙う投資が流行っています。

例えば日経平均の指標を買うといった、いわゆるインデックス投資と呼ばれている投資手法です。

これに勝つのは難しいですが、流動性を使えばインデックス投資に勝てることがあります。

今後この話題については、詳細を書いていく予定です。

続いてソフトウェアの分野ですが、筆者はこの業種で働いていました。

大規模なシステムを作るのは大変ですが、技術だけでなく作業量から仕事をうまくコントロールする社会戦も必要になってきます。

仕事をお客と詰めていくということは、交渉力が必要になってきます。

これができないプロジェクトマネージャーは、筆者がいた15年前は星の数ほどいました。

要するにお客の言いなりになって、仕事は下に丸投げするというマネージャーです。

マネージャーの質は、恐らくピンキリで数百倍異なります。

筆者はハズレのマネージャーしか当たらなかったので、この業界からは足を洗いましたが、優秀なマネージャーに当たった人は成功体験を積み重ね、好循環になっていくというシナリオが描けているようです。

ちなみにこのマネージャーは、大半はハズレのようです。

プロジェクトが炎上すると、時間貧乏になってマネージャーは凶暴になるようです。

金融、ソフトウェア業界は努力の量に稼ぎが比例する


金融、ソフトウェアの分野は深さ、幅両方が問われる業界です。

日本人は受け身の授業が染みついているため、好奇心が西洋の人と比べて低いようです。

この状況から金融やソフトウェアは、諸外国と比べて人材の層が薄いといえます。

この2つの分野を併せ持つことで、日本での地位は一気に向上するでしょう。

つまり日本人の苦手なものの掛け算をすることで、地位を一気に駆け上がるのです。

実際ソフトバンクの孫社長や、楽天の三木谷社長がいい例です。

両社とも投資ファンドのようなことをやりつつ、ITの仕事もしています。

以上お金がかけずに、日本で優位に立つ方法として金融とソフトウェア業界を究めることを述べました。

そしてその掛け算で、日本では上位に来ることができるはずです。

ご参考になれば幸いです。

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