依存とリアルの駆け引き(1)

駆け引き

依存とリアルにお金を稼ぐ原理は表裏一体です


リアルにお金を稼ぐ方法と依存に陥る努力の方法は実は同じ心理です。

ここでいう依存とはお金を稼がない努力、つまり娯楽における努力のことです。

そしてお金を稼ぐ側は、人にお金を稼がない努力をさせるような仕組みを作ります。

究極の目標は、この依存から抜け出せなくさせることです。

そしてその依存者の割合を増やすことで、稼ぐ側は大金を稼ぐことができます。

『「依存症ビジネス」のつくられかたー僕らはそれに抵抗できない』の内容を深く掘り下げようと思います。

僕らはそれに抵抗できない 「依存症ビジネス」のつくられかた [ アダム・オルター ]
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表裏一体となっている努力の項目


ちょっと手を伸ばせば届きそうな魅力的な目標があることが挙げられます。

よくブロガーやYouTuberが述べているアフィリエイトで稼いだ人が、簡単に月1万円稼げますという事例が散見されます。

お金を稼ぐ側は、実際かなりの努力をした上であと少しで稼げるというところまで持ってきています。

しかし実際成功すると、情弱に「簡単」というキーワードと現物のお金が「すぐ」に入ると吹聴します。

実際3年ブログを続けてアフィリエイト収入を少し得た筆者の経験では、「簡単」でも「すぐ」でも稼げません。

具体的な期間や1日の時間を言っている人もいるので、「それは違う」という人もいます。

これについては筆者の実体験を例に述べます。

筆者の事例


まずブログは見た人が有益である情報を欲しています。

筆者の場合は自分が書きたいものを最初に書いていました。

このギャップを認識するのに結構時間がかかりました。

有益であるということは、自分は「これは不要」と思っていても載せないといけないことがあります。

そして利用者のターゲットも焦点を当てないといけません。

情報処理端末(パソコン、スマートフォン、タブレット)を使う年齢層と性別でスクリーニングをしないと、的外れになってしまいます。

これを知った上で更新頻度をなるべく高くします。

特に今はスマートフォンを使って見る方が多数で、文字に対する耐性がないことを知らないといけません。

こうした下調べを短期間で回せる人はほとんどいません。

筆者の場合は、どこかで文章が雑になってしまいます。

この文章も雑だと思っています。

それほど文章を書くのは難しいのです。

しかも上記のことは最低限やるべきことで、しかも人間はこのことを頭でわかっていても、行動に移す時にまとめて対応できません。

せいぜい1つか2つくらいです。

これを長い時間をかけて習慣化します。

これが簡単でしょうか?

情報の非対称性(努力の格差)


お金を稼ぐ人は言っていること1つ1つは間違っていません。

これを総合して文章化した1冊の本にして読んでみるといいです。

読書量、調査、ライティングの設計、ライティング、改善これを繰り返すのです。

しかも改善項目が頭でわかっていても、一遍に改善することはできません。

この情報量の差が「簡単」で「すぐ」に並の人ができるでしょうか?

まず現実的に時間が足りなくて挫折します。

これらの情報の非対称性を情弱に売ると、ちょっとの長さが永遠になる人のほうが圧倒的に多くなります。

話が違うのは当然です。

損失回避の心理


さらにこういった情報にオンラインサロンなどでお金を払うと「損をしたくない」心理が働き、泥沼にハマる人も多いのではないでしょうか。

特に成功者の稼ぐまでの時間が「もう少し」と思わせるのかもしれません。

最近はGoogleなどのソーシャル系のIT企業が、このような情報の闇をネガティブ情報として見せないようにしているのも、カモられる要因になっているかもしれません。

まとめ


お金を稼ぐ人と稼げない人は努力量に圧倒的な差があります。

かつ改善はすぐに多くのこととはできません。できても1つか2つです。

この情報の格差を利用して「簡単」「すぐ」という凡人が飛びつきやすいキーワードを使って依存者からお金を取ります。

これが資本主義の基本でもあります。

次回以降もこの問題について考察します。

ご参考になれば幸いです。

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