電子書籍の販売戦略【マイナーな人向け】

電子書籍出版ノウハウ

アマゾン、楽天、BookWalkerどれを優先して出版するか?


筆者は今アマゾン、楽天、BookWalkerの3社で電子書籍を出版しています。

Boothも実は出していますが、調べたところEPUBファイルよりもPDFのほうが好まれるようです。

これについては実践して紹介していきます。

結論ですが最優先して出すべき電子書籍のプラットフォームはアマゾンになります。

規模の大きさと、稼ぎやすさ、分析ツールの充実などが挙げられます。

他の2社はそれに比べると劣ります。

しかし3社はそれぞれ長所短所が存在するため、全部使った方が効果的です。

事実3社で出版をしていますが、売れる本はアマゾン独占以外のものは3社全部で出しています。

その中で楽天とBookWalkerは売れる本が異なります。

アマゾンの長所、短所


アマゾンはなんといってもUnlimitedで販売ができるところが長所でもあり、短所でもあります。

Unlimitedの長所は2ページで約1円の収入が入ってくるところです。

これは楽天やBookWalkerにはない機能となっています。

ただしこれは諸刃の剣で、この設定をしているときはアマゾン以外で同じものを販売してはいけない、いわゆる独占契約を結ばれることになります。

そのためUnlimitedで簡単に収入が得たい場合は、楽天やBookWalkerで販売することを諦めなければなりません。

そしてもう一つの短所がUnlimitedで販売すると、電子書籍を購入する人が圧倒的に少なくなってしまうことです。

考えてみれば当然で、Unlimitedのシステムは月額980円で該当する電子書籍が読み放題となっている販売方法のため、あえて作家に電子書籍そのものを購入して印税を払う理由がないからです。

そのため電子書籍単体では売れにくい構造となっています。

楽天の長所、短所


楽天の長所はアマゾンと同じ印税で設定が可能な点です。

ただし誘導するためのURL貼り付けが禁止されているため、電子書籍からの販促は難しくなっています。

これが最大の短所となっています。

また上記誘導URL貼り付け禁止のため、電子書籍からの販促を促そうとするものを作る場合、EPUBファイルがアマゾンと楽天で異なり作成の手間がかかります。

とはいえアマゾンに次いで知名度が高いため、高い印税がほしい場合はこちらを使うのも一つの手です。

BookWalkerの長所、短所


BookWalkerの長所はアマゾンと同じく、電子書籍からの販促が可能な点です。

つまり著者のURLなどを貼り付けて、誘導することが可能となっています。

短所は上記2つと比べて印税がやや低めとなっています。

まずマイナーな人は知名度を上げることが最優先


筆者が考えるに、まずマイナーな人はアマゾンで知名度を上げることが最優先です。

なぜアマゾンかというと、以下の理由が挙げられます。

・電子書籍販売サイトで一番有名
・知名度を上げるための縛りが少ない
・戦略に幅があり、色々試しやすい
・Unlimited販売は知名度をてっとり早く上げる簡単な方法

楽天やBookWalkerは知名度だけでなく、分析ツールもアマゾンと比べると充実していないため取れる手段が限られます。

上記のことがあり、まず知名度を上げるにはアマゾンが一番の近道であると考えています。

印税についての考え方


知名度を上げたら楽天やBookWalkerのほうに移行するのは、自然な流れだと筆者は考えます。

その理由はUnlimitedと書籍そのもの、つまり印税の関係性があります。

アマゾンはUnlimitedが売れるゆえに印税、電子書籍本体が売れにくい構造になっています。

その点知名度を上げたときは、楽天やBookWalkerは印税そのものが入ってくるため、こちらのほうが高収入が期待できます。

印税は楽天はアマゾンに合わせていますが、誘導するためのURL貼り付けはNGのため、書籍から販促は難しいのが難点となっています。

逆にBookWalkerは印税が楽天より低いのが難点ですが、アマゾンと同じものを出版できるため電子書籍作成の手間や、本からの販促も行うことができます。

まとめ


以上簡単ではありますが、アマゾン、楽天、BookWalker3社の使い分けについて述べました。

まずは無名の人は、アマゾンで知名度を上げてある程度有名になったら、印税対策のため楽天やBookWalkerに移行するというのがセオリーだと考えています。

アマゾンの最大の欠点であるUnlimitedの独占契約と印税のバランスをどう取るかが、一番の肝となっていることは間違いありません。

更に楽天は電子書籍自体の販促がしにくい仕様になっており、BookWalkerは印税が2社に比べて低い代わりに販促は可能となっています。

それぞれ一長一短があり、使い分けが難しいところですが、まずはアマゾンで電子書籍を100冊程度作ってから、印税について考えると良いでしょう。

ご参考になれば幸いです。

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