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ルサンチマンから抜け出すには
ルサンチマンから抜け出すにはどうしたらいいかというと、スパルタ=常識という人しか日本にいないという固定観念を打破する必要があります。
つまりスパルタ-常識という考え方を持っていない人と付き合うようにすれば、ルサンチマンから抜け出せるようになります。
日本の中には旧日本軍のような人ばかりではありません。それに気づきましょう
色々な本を読めばわかりますが、スパルタ=常識という人がこういった本を書いていないのがわかるでしょう。
「それは彼らがエリートだからだ」という反論がありますが、本を書く人が特別ではありません。
普通のサラリーマンの方でもスパルタは非常識という方はたくさんいます。
まずはそういった人が世の中にはたくさんいると認識することです。
なぜルサンチマン(ネットでネガティブな発言をする人)から抜け出せないのか
ルサンチマンの心理を筆者の経験談で説明しますと、生まれてから社会人になるまで群衆としての日本人は外面がよく、その反動で身内に厳しいことをよくします。
恐らくネットでネガティブな発言をしている人は、上記で書いた内弁慶体質の日本人が大嫌いなはずです。
しかもこちらが意見を言おうものなら、精神や肉体に何かしらの暴力を都度受けてしまっているはずです。
その結果「こいつらと一緒にいると精神的に参ってしまう」とあきらめの境地に至り、ストレスのはけ口をネットに向けてしまうのです。
ルサンチマンの心理(学校生活)
近年の学校のニュースを見る限り、筆者が学生だった20年~30年前とほとんど変わっていないことが読み取れます。
つまり「教師の言うことが正しい。反論は認めない」という教育と、授業が受け身で意見交換などを行う機会がほとんどない環境が自分で考える力を奪ってしまいます。
また大勢の前で教師が特定の生徒に対して注意したりする習慣があるので、特にクラスの地位が低い生徒は屈辱感を味わってしまうのです。
これが日常で行われれば学校が嫌いな生徒が出てきても不思議ではありません。
ルサンチマンの心理(社会人生活)
これも筆者の経験ですが企業の大小にかかわらず、群衆としての日本の組織は以下のような特徴があります。
・上の言うことは絶対で反論は認めない。
・自分へのプレッシャーはすごく高いが、上司はやばいとすぐに責任を押しつけて逃げる。
・飲み会は強制参加でやりたくない幹事を問答無用でやらされる。
・ブラッドハラスメントがひどい。「B型は劣等種でA型は神経質だから仕事ができる」みたいなことを平気で言う。ゆえに人の血液型を聞いてくる。
上記のような職場でうだつが上がらないと、SNSなどで愚痴を吐きたくなる衝動に駆られます。
多分この考え方に共感する人は多いのではないでしょうか。
そして筆者のように年功序列システムの最下層にいてコキ使われると、「日本人は人種差別や暴力という名のかわいがりが好きな民族だ。例外はない」という先入観にとらわれて、違う人なんていないと心理的な状況を変えるハードルがとても上がってしまいます。
そしてこの状況を知識階層は「だからお前は月収15万円なんだよ!」といった感じで切り捨てます。
そもそも暴力によって自由を散々阻害されてきた人が「ネットでいくらでも稼げる」と言われても、考え方や道徳観がその時点で接点がないので、この言葉は響かないのです。
恐怖心に打ち勝つには
上記までで行動する気が起きなくなりますが、これを変えるには「どうしてもこの環境から抜け出したい」という強い思いが必要です。
とてもハードルが高いですがまずは精神科の医者、またはカウンセラーなどに相談して気持ちを吐き出します。
その上で違った人がいる交流会などに1回でもいいので行くことをお勧めします。
最近は趣味の面での交流会が盛んにおこなわれているようなので、敷居の低い趣味の会などに参加します。
心理的には葛藤がありますが、ルサンチマンから抜け出せます
ここで考え方の異なる人と出会えれば、最初は心に葛藤があるかもしれませんが最初はそれでいいのです。
この行動を繰り返して、嫌な習慣を良い習慣に変えていけばいいのです。
このときにルサンチマンだった行為をしないように心に固い決意と行動を行えば、徐々に嫌なサイクルは消えるようになります。
ご参考になれば幸いです。
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