日本の組織は不明点を聞きにくいので、向かない人は逃げましょう

群衆としての日本人

自分が「分からない」ことを人に聞くのは日本では難しいかもしれない


これまで労災事件を起こしてきたような組織で仕事をしてきましたが、過去の自分に向けてこういった人に物事を聞くとどうなるか整理します。

基本的に「分からない」ことは自分で解決しろが前提にあります


「わからない」ことを知るために、実社会は一度聞いたことは二度聞くなということが前提にあります。

また最近は「ぐぐれ」つまりわからないことはGoogleで調べろというのが前提になっています。

筆者の大学時代の教わり方


情報工学の大学に入った筆者は、当時パソコンについて何も知りませんでした。

プログラミングも最初はついて行けず、助手の先生にプログラミングのコツを覚えるまで何度も聞きに行きました。

当たり前ですが、授業についていくために講義のない時間は大学のパソコンルームに引きこもって、ひたすらプログラミングをしていました。

最初に教授から講義を受けたときの話しで、前提として高校以前でパソコンをやっていることが暗黙の了解になっていたのです。

上記のことから分かるように、まったくの素人がプログラミングを覚えるのは、コツをつかむまでどうやったら動くのか理解できません。

そんな状態でも、講義は進みます。

そこである時、課題が出されたときにヘッダをつけるということを聞き逃してしまいました。

それにまったく筆者は気づかず、課題となるプログラムの結果を印字したものを教授に出すたびに罵られました。

理由を聞いても「アホ」呼ばわりするだけで、何が問題か回答してくれませんでした。

このことは、他の助手の先生に聞いて始めてわかったという経緯がありました。

プログラミングは筆者のような要領が悪い人間は、覚えるのは大変です。

それを小学生に画一的教育で教えても、ついていけない子どもはどうなるのか一抹の不安があります。

さらに年功序列は地位が下の人に、スパルタをしがちな体質です。

こうして苦労しながらも、筆者は大学を卒業して社会人になりました。

上場企業の子会社に就職したのですが、そこでも仕事のやり方で挫折します。

筆者の社会人時代の教わり方


社会人になって、始めにいわれたのが「同じことをなるべく2度聞くな」と言われたことがあります。

しかし30代になって勉強して分かったことですが、一つ一つの言動をすべて把握するのは、人間の脳の使い方から不可能だとわかったのです。

例えばどんなに読書を精読しても、内容を全部覚えるのは無理でかつ、10%~20%程度しか内容を覚えていないというのが定説のようです。

実はここに言葉の裏があって、「忙しいから2度聞いたらこちらは罵る」という暗黙の了解がありました。

ゆえに知識の差を埋めようとすると、そのたびに半ば脅しで教えるというOJTだったのです。

筆者の経験から考えると、無理して上位の会社に入ろうとする場合、暗黙の「ここまでは仕事できるだろう。そのレベルに達しない奴は要らないし教える必要もない」という了解がありました。

ここまでの経験から察するに、日本はついていけなくなった人に対しては、非情で「失せろ」という態度を取ります。

さらにスパルタタイプの人間に仕事を教えてもらうことは、こちらが心理的プレッシャーと責任感をかなり植え付けられるので、人付き合いが下手な人はうつ病になる可能性が高くなるので注意が必要です。

場合によっては逃げるのも手です


「わからない」をもっと細かくかみ砕くと、聞いた人のレベルと、回答する人のレベルにかい離があるにも関わらず、回答する側が一方的に前提を設定し、上から目線で反論をシャットダウンしてしまうのがそもそもの問題です。

これを社会人2年目になったときに、上司に教育について言われたことは「新人は甘やかすとつけあがるから厳しくしろ」でした。

その結果が労災事件を多発させていることに、当事者が気づかないのです。

聞く側も自助努力が必要ですが、この知識のかい離を埋めるのに脅しを使って、自分の地位を保全するためにかい離を広げようとする組織にいると心が折れます。

日本は落ちこぼれに対して容赦しない環境です。

そこを自助努力でカバーできるのも限界があります。

ここまで述べたような組織で働くと、高い給料を貰える可能性が高まりますが、以下の点に注意して働きましょう。

・自分はメンタル的にタフであるか
・落ちこぼれは徹底的につぶす環境で、自助努力できるか
・上司は自分の中に前提条件をつけてくるが、それは暗黙でこちらにはっきり言わない。それでいてスパルタ

こういった環境になじめない場合は、会社を辞めるのも一つの手です。

そして上記のような組織か、面接で聞いてみてリスクを取ることも大事です。

ご参考になれば幸いです。

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