とある求人サイトのスカウト傾向を分析してみた

駆け引き

過去に経験者だが10年のブランクありの40代をスカウトするIT企業って


筆者は新卒でIT業界に入りました。

この業界も建設業と同じく、下請け孫請という体制で知的労働か、肉体労働の違い程度のヒエラルキーとなっています。

そんな中筆者は今はニーズがあまりない、COBOLというプログラムを書いていました。

最初は営業に近いセールスエンジニアや、顧客との受け入れ確認テスト支援をしていたので、最初の会社でプログラムを書いたことはありませんでした。

これが5年続いたのですから、潰しがきかないキャリアを積んでいました。

その後抑うつになり、病状が治らないうちに「ブランクを作ると就職しにくくなる」という日本の空気に流されてCOBOLのプログラマをやっては半年で辞めるということを繰り返していました。

この状況を抜けたのは2010年になります。

というわけでIT業界を辞めてから10年経って、仕事でパソコンは使うもののCOBOLそのものも頭の中からスッキリ忘れました。

現在事務職をしていますが、転職の可能性を探るべく転職サイトに登録をしてみました。

自己PRでIT業界に入るつもりはまったくありませんと強烈な拒否姿勢を示していました。

しかしオファーやスカウトがIT業界からバンバン来ます。

お前ら俺の自己PR読んでいるのか?と思うくらい厚かましく送ってきます。

しかも筆者は40代でIT業界を離れて12,3年経過して素人同然です。

これらスカウトする会社は何を期待して採用しようとしているのでしょうか?

まず能力劣化してくる年代でIT業界に必要な人材とは思えない


自分自身体験しているのでよくわかりますが、40代は体力、気力が徐々に低下してくる年代です。

事実筆者は40代に入ったときに四十肩になって、腕が上がらなくなったことがあります。

30代までとはここが違います。

いきなりプロジェクトマネージャーでもやれというのでしょうか?

次以降でも述べますが、40代の特徴はもっとあります。

これは筆者だけの問題ではないはずです。

モニタ長時間見続けられない


とにかくIT業界というと、7K(きつい、厳しい、帰れないなど)と呼ばれるほど厳しい業界です。

20代のときはモニタを長時間見続けても、大丈夫だったのですが40代になると40~50分モニタを見続けると、頭痛や目がチカチカしてくるので、そのようなことができません。

故に障害などが起きると、まず自分は脱兎のごとく逃げ出すと思います。

これをやりがいという名称で変換するのがIT業界です。(2000年代当時は)

多分今もあまり変わらないのではないでしょうか?

年齢的に残業はきつい


筆者は現在事務職で8時間働いていますが、それでも40代になるとこの労働時間でもきつく感じます。

現場の人は13時間労働とか平気でやりますが、早死しそうな感じがしてなりません。

今の時代は会社自体が被雇用者の雇用を終身保障してくれるわけではないので、適当に距離を置いて自分で稼げるものを何かしら作る時代に変わって来ているのに、会社に人生を捧げる生き方が正しいはずがないというのが筆者の考えです。

労働基準法自体、年齢や家族構成によって働き方の多様性を作っても良い気がしますが一向にその気配は見られません。

平均の嘘


筆者はIT業界に10年いたのでわかりますが、平均10時間残業というのはプロジェクトの最初の方はそうであっても、時間が進むにつれてボロがたくさん出てくるので、結果として残業月70~80時間もあるという意味でした。

平均という言葉は中央値を使うと誤魔化せないように、非常に錯覚を起こしやすい言葉となっています。

求人のときに月残業平均云々よりも、1つのプロジェクトに入ったときに最初から終わりまでで一気通貫してどういった分布で残業が増減するのか聞かないと、泥沼にハマります。

中々このようなことを開示しないのがIT業界といえます。

月収は残業代込み


昔勤めていた会社は月収が、残業代40時間込みでいくらという計算をしていました。

これはプロジェクトマネージャーの質が悪いと、給与と仕事の割が合わないなんてこともザラにあります。

少なくとも筆者が働いていた職場で、スーパープロジェクトマネージャーという人にお目にかかれたことはなく大半はポンコツでした。

そのため残業代込みの仕事は、指導者が優秀な場合は嬉しい計算になる可能性が高いですが、ポンコツ指導者の場合自分が給与面で大損をする場合があります。

あんまりこの傾向は15年前から変わっていない


筆者がこの業界を離脱してから15年経過しますが、多分優秀な指導者の数は昔からそれほど変わっておらず、今の知事や政治家のポンコツっぷりを見ていると、むしろ減っているのではないかとすら思えるほどです。

某メガバンクがATMに通帳を吸い込まれた云々のニュースがありましたが、良くシステム開発の建前で言われるのが、「悪いのは問題であって人ではない」ですが、実際は「問題起こしたのは誰だ!」と犯人探しに躍起になっている日本の組織が透けて見えます。

多くの日本人のトップは恫喝が好きなことは、上記政治の世界を見ても明らかです。

まとめ


筆者の人的レベルが低すぎたのか、優秀な指導者というものを見たことがないので、IT業界に40代で募集をかける会社は信用していません。

そもそもIT業界にまったく入る気がないのに、スカウトする人の神経を疑います。

40代は残業やモニタの長時間視は、かなりしんどくやるなら自分の趣味の範囲ですることをオススメします。

とにかく話を盛る、下手をすると粉飾して下請けとして働きます。

また指導者が指導者の能力に欠けた人材が多いため、雇用のミスマッチがどうしても起こってしまいます。

この2つの問題に派生して、残業の話を上手く隠しているところも不誠実で信用できません。

そして指導者の大半はポンコツなので、残業代込みの月給で仕事を受け持つと安月給で働く可能性が高くなります。

ブランクや40代でIT業界で働こうとしている人は、筆者の15年前の経験ですがこういうことを平気でする会社が多いので注意してください。

ご参考になれば幸いです。

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