東京通信やり方は個人も勉強になる
2021年2月21日放送分のがっちりマンデーで、「こんな時だけど上場したスゴイ会社」という特集を組んでいました。

その中で筆者が目に止まったのは、東京通信という会社です。
この会社はスマホのゲームアプリを作っている会社ですが、すごいのは1本ゲームを作るスピードの早さです。
プロデューサー、デザイナー、エンジニアの3人がスクラムを組んで、わずか3日で1本のゲームアプリをリリースしてしまう開発の早さです。
ビジネスモデルは広告収入ですが、これも作りがシンプルでかゆいところに広告収入が入って儲かる仕組みとなっています。
元SEとしてたった9人日(3人×3日)で、1本のアプリケーションを仕上げてお金を稼ぐのは考え方によっては、個人でも同じ発想で、億を稼ぐことは十分可能なことを示しています。
ゲーム会社は当たり外れが大きいビジネスモデルのため、このやり方は理にかなっているといえます。
東京通信のビジネスモデル
全部のアプリに広告が入っており、その広告収入が1円会社に入ってきます。
これが使う人の掛け算になるので、単純にアプリの数と使用者の数の積算でがっちりというわけです。
シンプルなビジネスモデルでありながら、上場までこぎつけているのですから夢があります。
パッと見たところ個人でもできそうなビジネスモデルです。
開発体制
開発体制はプロデューサー、デザイナー、エンジニアの3人体制で約3日で1本のプログラムをリリースしています。
大規模開発をしていた筆者には、勉強になることが多々あります。
昔のシステムでは、要件定義、設計、開発、テスト、保守という工程で開発します。
これをたった3日で作り上げるわけです。
当然今システム開発の流行りである、アジャイル開発という手法を使っていると思いますが、このやり方だと学生が友達3人でタッグを組んでも、できるビジネスという点が光ります。
リリースまでのスピード
テレビではたった3日で作り上げてしまうので、仮に1年200営業日であれば1年で約65本ゲームプログラムを作ることになります。
ゲームを発想させるのは、創造力が必要になってきますが、それを1年で65本も作り上げるとある種の才能が必要となってきます。
当然慣れもあると思いますが、頭の回転と「こんなもの当たるのかな」という考えを撤廃していそうです。
そうでないと、1年で65本プログラムをリリースするのは不可能です。
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる
上記とも関係しますが、当たり外れの多いゲーム業界なので数をこなすというのは合理性があります。
エンターテインメントはやってみなければわからないところが、他の業界と比べると多いので、この徹底したやり方は自分の考え方に合致します。
当然当たり外れの分析をしているはずです。
精度を高めて、利益率のアップを考慮している面白い取り組みだと思います。
個人も勉強になるところ
以上のことからこの会社のやり方は、個人にとっても勉強になることが多いです。
筆者が勉強になったのは以下の点です。
・全アプリに広告を入れている
・発想に制限を設けない(そうしないと年間で65本もゲームをリリースできない)
・個人や友達でこのビジネスモデルは作り出すことが可能
そしてこのやり方で上場までこぎつけているのですから、個人も発想次第で億を稼ぐことは十分可能なことをこの放送で示しています。
筆者は夢があると感じました。
まとめ
東京通信のビジネスモデルは、個人や友人同士でも十分やっていけるものだと確信しました。
その理由は以下にあります。
・全アプリに広告を入れている
・発想に制限を設けない
・個人でもできるビジネスモデル
筆者もこの考え方と発想法は勉強になったので、今後のブログのネタや電子書籍の考え方に適用していく考えです。
ご参考になれば幸いです。
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