わたらせ渓谷鐵道の概要
わたらせ渓谷鐵道は、桐生から間藤までを結ぶ電車で、普通列車とトロッコ列車の2種類があります。
普通列車は普通乗車券だけで乗車できますが、トロッコ列車はこれに加えて整理券が必要です。
トロッコ列車は、途中の大間々から間藤までを走る列車で、窓がない席に乗るにはトロッコ整理券が必要です。
トロッコ列車は窓がない席と、窓がある自由席があります。
窓がある自由席は駅でも販売している整理券(520円。トロッコ整理券とは異なる)を購入して乗ることができます。
桐生駅からの乗り換え
筆者はJRの桐生駅から、わたらせ渓谷鐵道に乗り換えました。
同じJRのホームにあるのですが、わたらせ渓谷鐵道の前にはICカードの改札機があり、まずそこでJR分を精算してそこから整理券を取って乗車します。
筆者はこの日足尾銅山を見学するため、通洞駅まで乗る予定でした。
では乗車券はどうするのかというと、上記のケースの場合大間々駅まで乗って、駅の券売機で1日乗車券を購入します。
この券売機は現金のみ使用可能です。
1日乗車券は1,880円で、足尾銅山の入坑料が100円割引になる特典もついています。
単純に桐生駅から通洞駅までを片道きっぷで往復買うより、こちらのほうがお得です。
トロッコ列車の乗り方
トロッコ列車の始発駅は大間々駅です。
まずは上記に書いたように通洞駅まで行く場合は、1日乗車券を購入します。
それとは別にトロッコ整理券を提示しなくてはいけません。
これは以下のサイトから申し込みをして、電子メールに届いたPDFファイルをスマートフォンで提示するか、紙に印刷して、駅員に見せます。
価格は520円です。
そうすると、座席指定券を貰えるのでそれにしたがって座席に移動します。
早い者順で良い席が確保できるらしいです。
筆者は行きだけ整理券方式で窓のない席を確保しましたが、帰りは買っていないため、通洞駅で特急券を購入します。
価格はトロッコ整理券と同様の520円です。
帰りは窓のある席(自由席)を購入することができます。
筆者が行った日は土曜日だったため、現地でトロッコ整理券を入手することはできませんでした。
まとめ
わたらせ渓谷鐵道は桐生駅から間藤駅までを結ぶ、渓谷を走る電車です。
桐生駅まではICカードで精算して、わたらせ渓谷鐵道に乗るときは整理券を取って大間々駅まで行きます。(トロッコ列車で通洞駅に行くケース)
大間々駅の券売機で1日乗車券を購入し、それとは別にWebサイトから販売しているトロッコ整理券を駅員に提示します。
提示すると座席指定券を配られるので、指定の内容に沿った席に座ります。
このトロッコ整理券の席は全席窓がない席になります。
窓がある席に乗りたい場合、特急券を乗車駅で購入します。
こちらは整理券なしでも駅で購入することが可能です。
ご参考になれば幸いです。
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