東急が販売している電子きっぷ「横濱中華街 旅グルメきっぷ」について
東急からQSKIPというサイトで「横濱中華街 旅グルメきっぷ」というものを販売しています。
この旅グルメきっぷの特徴と使ってみた感想についてお話します。
結論はきっぷのお得度は高いものの、きっぷとして使う場合は多少不便さがあります。
横濱中華街 旅グルメきっぷの購入方法
まずはQSKIPのサイトから、ユーザー登録を行います。

サイトにある「カートに入れる」ボタンを押すと、ユーザー登録が開始されます。
このときパスワードの設定をするのですが、自分はパスワードの入力に「#」を入れました。
これがパソコンで登録したものと、Android携帯で使うものが異なるようで、携帯の方にログインできずヘルプデスクを活用するという手間がかかりました。
Androidは自分の使っている携帯では「#」が3種類あって、どれも合致しませんでした。
そのためパスワードに「#」を外して登録したところ、うまくいきました。
このような記号を使う場合は、上記のように何種類かあるケースには注意して設定する、もしくは使わない方向でパスワードを設定するようにしてください。
ヘルプデスクに電話をかけるのも、お金がかかりかつ手間なので、ここで注意喚起しておきます。
実際に横濱中華街 旅グルメきっぷを使ってみる
名前のとおり横濱中華街で使用するためのきっぷで、特定の飲食店のコース料理代が含まれています。
またこのきっぷは東急線内(含むみなとみらい線)だったら1日乗り放題なので、中華街以外の街例えばスイーツの街自由が丘や、芸能人をよく見かけると噂される三軒茶屋などに寄ることも可能です。
ただ改札はQSKIP専用の改札を通して入退場します。
このQSKIP改札が各駅に1つしかなく、また例として自分が駅に乗車するとき、降車で先に乗客がこの改札を使うと、改札が空くまで待たないといけない点が減点対象です。
話を飲食に戻して中華街の店はその中から1つを選び、電子の横濱中華街 旅グルメきっぷの飲食店クーポンを提示します。
これで実質無料でお食事ができます。
筆者はこのきっぷを使って、重慶飯店本店というところでランチを食べました。(写真下)

ここで携帯からクーポンを見せて、特定のコース料理をいただきます。
ちなみに開店が11:30なので、その時間に行ったところ空いていました。
しかし12:00過ぎるとかなり混んできて、開店時間と同時に行かないと混むこと必死という予想通りの展開になりました。
ちなみに行った日は平日だったのですが、観光客などがたくさん来ていた印象でランチタイムということもあり店は混み合っていました。
1階は売店なので、同階の受付にクーポンを提示して2階の食堂で食べます。(写真下の携帯画面参照)


2階に行き席につくと、出てきたコースメニューは中華料理では人気のメニューを取り揃えたものになります。(写真下)








インフレでエビを食べる習慣がなくなったので、チャーハンやエビチリはどこか懐かしい味がしました。
四川といっても辛さは控えめで山椒てんこ盛りの麻婆豆腐も、激辛というほどではなく、常識的な辛さで苦手な人もこのくらいであれば食べられます。
1品1品ゆっくり時間をかけて出るので、1品の量が少なくてもお腹には溜まります。
食事時間はだいたい1時間から1時間30分くらいです。
食事を終えて1階の受付に戻ると、同階の売店の5%オフクーポンまでくれました。(紙のクーポン)
そこで下の売店でココナッツの月餅を購入。(こちらは実費。ただし5%オフ)

しっかりココナッツの味がした月餅で食べやすかったです。
東急線乗り放題をじっくり味わう
ここからがメインで東急線乗り放題なので、横浜→たまプラーザ→宮崎台→戸越銀座→自由が丘→帰宅というルートを取りました。
横浜は新刊のチェックをしにそごうの紀伊国屋へ、たまプラーザと戸越銀座は単に訪れたことがなかったのでついでに散策に、宮崎台はセレサモスというJAの店があるので行きました。
セレサモスは特筆するものは売っていなかったので、何も買わずにスルー。
たまプラーザも有隣堂以外は風景撮ってどんなものか、ぱっと見て次の目的地に移動。
駅や近くのショッピングモールはこんな感じ。


戸越銀座駅は以下の写真のような駅です。

商店街を10分程度歩きましたが、個人商店の店は少なくほとんどがチェーン店で、吉祥寺や中野の商店街とあまり変わらないイメージです。
ということで、最後に自由が丘の成城石井と亀屋万年堂本店に立ち寄り、お菓子を買って帰宅の途に着きました。
自由が丘店の成城石井は、野菜を売っている大型店舗です。
亀屋万年堂は季節限定商品を購入するため、立ち寄りました。
また亀屋万年堂の自由が丘店は本店なので、限定店舗対象商品が売っているのもポイントです。
たくさん目的がある場合は、東急線巡りをこのようにして旅すると、切符のお得感は増します。
今回は行きませんでしたが、三軒茶屋などにもこの切符で行けるので、買い物は別料金になりますが、ぶらぶら見学旅に行くのにはよいと思います。
実際自由が丘にはスイーツ店舗が乱立しているので、ここを寄ったり、中目黒の桜の季節や飲食店を巡るのも面白いはず。
結構体力使うので、切符で元取ろうとしている人は長時間あるいても疲れないよう体力をつける必要があるのは言うまでもありませんが。
まとめ
横濱中華街 旅グルメきっぷは東急が提供しているきっぷで、中華街の特定の店舗で決められたコースメニューを食べる券も含まれているのでお得です。
かつ東急線とみなとみらい線の1日乗車券付きです。
体力に自信のある人は多くの駅を散策すると、かなりお得度が増します。
ただ電子きっぷを使う場合、駅に対応した改札が1つしかなく、乗客も使うので通過するときは少し時間のかかる可能性もあります。
価格は2025年8月現在税込み大人3,300円、こども2,200円です。
コメント