最終目的は本そのものをコンスタントに購入してもらうこと
筆者は最初クラウドワークスから電子書籍を出して、その後自己で23冊アマゾンで出版をしました。
その後楽天、Booth、BookWalkerの3サイトの存在を知り、これらの電子書籍(Boothは毛色が違いますが)サイトからも販売をしています。
結論を申しますと、アマゾンで電子書籍の本そのものをコンスタントに売り上げられなければ、他サイトで売ってもたかが知れているので、最初の目的はアマゾンで電子書籍もしくは、ペーパーバックの本がコンスタントに売れ続けるように施策を講じた後に、これらのサイトで販売するのが良いようです。
上記にUnlimitedでのページでお金が入ってくるKENPを入れていないのは、上記以前のステップだからです。
初心者はまず10冊本を出して、コンスタントに読まれるものを探す
筆者は最初雑ですが、電子書籍を色々な分野で出してきました。
それでも最初少しではあるものの、Unlimitedのページ数で収入が入ってくるKENPという指標でお金が入ってきたときは雀の涙ほどの収入でも嬉しかったです。
そこで次々と電子書籍をアマゾンを中心に発売しました。
そして10冊を超えたあたりで、売れる本と売れない本の売上の違いがはっきり可視化されてきたのです。
そこで次の施策を打ちます。
コンスタントに読まれたものは、版を重ねる
次に筆者が行った行動は、版を重ねることです。
本は出した時点から情報が古くなります。
当然そこから未来に向かって、経験値を積めば新しいノウハウが蓄積されていきます。
筆者の本は小説はないため、自己啓発とグルメ、旅行本が主ですが経験値をある程度積んだら、版を重ねるようにしています。
そのほうが読者の悩みを解決する手段が増えるからです。
実際紙の本を出している有名著者も10回以上版を重ねているものがあるくらいなので、やらないと情報が古くなり読まれなくなる可能性も高まるからです。
またそうすることで、情報の粒度が上がりペーパーバックや電子書籍本体を買ってくれる可能性が高まります。
この粒度がどのくらいまで細かくなれば上記のものを買ってくれるのか、それはまだ試行錯誤している段階です。
自分が売りたい本と売れる本は異なっている場合がある
これが一番自分が変えるのに苦労したところですが、自分が売りたい本と実際にコンスタントに売れる本は異なっていることが多々あります。
ああ、アーティストとかもこういったところで葛藤を経て有名になっていくのかというところです。
筆者はこの葛藤を乗り越えるのにえらく苦労しています。
育ちや環境、才能もあると思いますが気持ちの切り替えが上手い人と下手な人でいうと、自分は後者にあたります。
しかし事実は売上に表れるので、何とか気持ちを切り替えてやっています。
ここが一皮むけるための、次なる壁ではないかと思います。
まとめ
以上電子書籍のノウハウを備忘録として整理しました。
最初はアマゾン専門にとにかく数を出して、版を重ねるごとに質をどんどん高めていき、最終目標はページではなく本体をコンスタントに買われるようにしていくことにポイントを置きます。
そのためページで読まれることに一喜一憂せずに、まずはその中からコンスタントにページが読まれている本を探して版を重ねるたびに質を上げていきます。
ここで次に立ちはだかるのは、自分が書きたいものと売れるものが異なる場合に躊躇しないということです。
これは電子書籍に限らず、クリエイターなら誰でも通る道なので、がっかりしないで冷静に売上を見て、その本の周辺もしくは版を重ねて質を上げることに専念しましょう。
筆者はこの壁を突破するのにすごく苦労しました。
性格や育った環境なども関係すると思いますが、ここが頑張りどころです。
今度は本としてコンスタントに売れ始める質はどのレベルを要求されるのか、探究していく予定です。
ご参考になれば幸いです。
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