自分の人生を自分でコントールすることの重要性

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再度「倒れない計画術」から、セルフコントロールについて

前回に引き続き、「倒れない計画術」から、次の文言が非常に印象に残っていました。

・人の幸福感は自分の人生をどのくらい自分でコントロールできているかに比例する

これを自分の人生を振り返って深掘りします。

というのは、相手側はなんの義務も履行拒否するのに、自分に対しては「お願い」ではなく「命令」を強迫によって強制されていた人生を30代前半まで送っていたからです。

ゆえに自分自身ルサンチマンに転落という、憂れき目に遭いました。

人の時間と財産を侵害しているという、概念が足りない人たち

自分にとって、大切なことは最近時間とお金という資産を、いかに他人に侵害されないかという点に重きを置くようになりました。

ゆえに日本の習慣でやっているようなイベント(年賀状、飲み会etc)と、それを重視してそこからはみ出た者に対して「家族なんだから、チームなんだから」という印籠のような文言を引き合いに出してくる人や組織とは徹底的に避けるようになりました。

どうも日本人の中央値にいる思想というものを考えたとき、人の時間と財産を自分自身が侵害しているという意識が薄い人が多いという気がします。

逆に自分自身がお願いをすると、年長者の理屈や上記の組織の概念を理由に徹底的に拒否します。

筆者はこのことについて、説得や納得すれば心情が変わると思いましたが、どうも変わる気はまったくないようなので、このようなことは諦め避けることを選択するようになりました。

そうすることで自分の時間と財産をコントロールできることが増えました。

ただ説得や納得させるということにこだわりすぎたため、このことを理解するまで時間が結構かかりました。

人間関係の難しさを理解するまでの知能が足りなかった証左でもあります。

間違いだらけのことを、いかにも正論っぽくいう日本の世論

筆者が就職したのはITバブル前夜ですが、すでにバブルは崩壊後金融界では「日本オワコン」と言われていた時代です。

色々今の地頭が良い若い人のポストを拝見すると、「現在の60代~70代」がGDPを上げてこなかったせいで日本はここまでだめになったと痛烈に批判しています。

これを見て、自分が新人の頃を振り返ってハッとしました。

最初に配属されたプロジェクトが、失敗案件からの立て直しというところだったのです。

つまり失敗の烙印を押された人たち、「成功」していない人たちから仕事を教わるということが、そもそも間違いだったということに、気づきませんでした。

その割に新人に対しての態度は横柄で、偉そうにしています。

このような態度を取っている、60代70代のマインドが変わらないから、GDPは失われ続け今の円安になっているという厳しい事実を見てハッと思ったのです。

また教育も年長者に意見を言いにくいようなことを部活含めてしていたので、自分たちも上に対してものが言いにくい、ゆえに葛藤が溜まってうつ病者が増えているのではないでしょうか?

このような不快と思ったことは、世論を敵に回しても距離を置くとセルフコントロールできることが増えます。

まとめ

まとめますと、自分自身の人生を上手くコントロールするためには、日本の悪習を客観的に見て、かつ人間の態度を変えることは不可能であると自分自身が認識する必要があります。

その上で日本の悪習で、自分が不快に思ったところについては距離を置くようにすることが重要です。

例え相手が「裏切り者」と罵ろうが、聞く耳を持たない強い心が必要です。

罵ったところで、相手はこちらの義務を果たす気はまったくなく、命令ばかりするからです。

幸い今はSNS社会なので上記のような古い思想の人たちばかりではなく、日本の悪習に疑問を持って自分の人生をうまくコントロールできている人はたくさんいます。

そういった人とつながることで、ルサンチマンに転落するという憂れき目を避けることができると考えています。

ご参考になれば幸いです。

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