【書評】「いつも時間がない人」のためのタスク管理の結論

書評
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タスク管理の集大成

北村拓也著『「いつも時間がない人」のためのタスク管理の結論』を読みました。

内容はよくあるプロジェクト管理手法を、色々な自己啓発本から引っ張ってきた内容をうまく織り込んでいるもので、よく練られています。

いざ実行しようとすると、かなり面倒くさいですが、効果は絶大であると自分も思います。

ちなみにこの本は人生の計画について、プロジェクトを立てて管理する方法ですが、仕事、家庭などでも応用が効きます。

色々なテクニックを複合させて自分の中ではほぼ理想

自分の人生計画を立てるにあたって、死ぬ時期から逆算してやりたいことを達成するためのツール本です。

中は自己啓発本でよくある、ポモドーロテクニック、IF-THENプランニングなど有名なテクニックがタスク管理でうまく配分されている印象です。

ただ自分の中では、ポモドーロテクニックに関して思うところがあります。

それは起きてから時間が経過すると、ポモドーロテクニックに関係なく、集中力などが段々落ちてくるため時間の取り方をもっと柔軟にしても良い気がしました。

多分自分含め難しいとされるのが、未来から逆算してプロジェクトを作るというステップです。

これについてまずは作ってみて、年、月、週、日で細分化。

週と日については淡々とタスクをこなす。

年や月について、週と日のブレが必ず生じるので、柔軟に軌道修正をかける。

というのが逆算思考の基本スタイルとのことです。

サラリーマンの場合、週に2回休みが入る仕事がほとんどなので、この休みを使って日、週のタスクについて反省会と改善をする時間を取ります。

どんどんそれで生活の質を上げていきます。

よくあるタスク管理の本なのですが、作り方がしっかりしているため、読みやすく勉強になります。

まとめ

タスク管理の方法について、個人の人生計画をどうやればよいのかをまとめた本になります。

テクニック個別ではよくある手法なのですが、うまいこと散りばめられていて、しっかりした作りの本だなという印象です。

逆算して物事を考えるのは、多くの人が難しいと感じるところですが、これについてもうまく説明しています。

ご参考になれば幸いです。

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