愛知県西尾市の抹茶ミュージアムへ日帰り旅行
先日愛知県西尾市にある抹茶ミュージアムへ日帰り旅行をしました。
朝の6時台に家を出て、帰りは半日後の夜18時台というスケジュールで実施。
抹茶ミュージアムの見学は、サイトからの予約制で1ヶ月前からできます。
すぐに予定が埋まるので、早めの予約をオススメします。
行った日は何の変哲もない日曜日だったのですが、名古屋駅は人でごった返していました。
抹茶ミュージアムは以下の体験ができます。
- 等級の異なる茶葉の違いを目と鼻と舌で味わう
- 自分でブレンドした茶葉を、石臼で自分で挽いて粉にする
- 粉にした抹茶を点てて、茶菓子と一緒に食べる
結論ですが個人的に良かったのは、茶道で使う高級茶葉を比較しながら味わえるというところです。
普通に生活していると、茶道をすることはないので高級茶葉をテイスティングすることはよほどのことがない限りないため、貴重な経験をしました。
では当日たった半日で愛知県で何をしたのかレポートします。
前準備
前準備として以下のことをしました。
- 抹茶ミュージアムのサイトからの予約
- 新幹線(往復)の席の予約
当初はミツカンミュージアムと抹茶ミュージアムの両方を見学する予定でしたが、想像していた以上に予約が早く埋まる(両サイトとも1ヶ月前から予約開始)のでミツカンミュージアムは諦め、抹茶ミュージアムのみの予約をしました。
あとは愛知県でやりたいことをスケジュール化するということを実施しています。
名古屋名物を食べまくる
朝の8時30分に名古屋に到着し、早速名古屋駅の地下街にあるエチカというところの喫茶リッチというところで当初は小倉トーストと、鉄板ナポリタンを食べる予定でしたが、鉄板ナポリタンは10時30分からということで、小倉トーストのみの注文に切り替えました。(写真上)
朝の9時少し前に喫茶リッチに着いたのですが、既に混んでおり15分程度待つほどの混み具合。
それでも来たタイミングが良く、自分が名前を書いてから一気に席待ちの名前が書かれるという現象が起きました。
行った日は何の変哲もないただの日曜日だったのですが、朝から人混みがすごい名古屋駅でした。
小倉トーストはこんがり焼けたトーストに小倉とバターを塗ったもので、関東でも色々なパン屋さんが出していますが、ここは昔からの王道路線のトーストでした。
まずここで30分くつろいで、次に抹茶ミュージアムのある西尾駅に向かいます。
西尾駅は名古屋から名鉄線に乗って、新安城まで行きそこから西尾線に乗り換えます。
名古屋から西尾駅にかかる時間は片道約1時間です。
西尾駅についたとき、11時になっていたので少し駅から歩いて「とんかつ錦」というところで名物の味噌カツ丼を食べます。(写真下)
八丁味噌の甘さととんかつの相性が良く、美味しくいただきました。
ここでも30分程度食事をして、駅に戻りタクシーで抹茶ミュージアムへ向かいます。
予約は13時から取っていたのですが、現地に着いたのは12時少し過ぎたあたりで、まずは別館にあるお土産屋と喫茶が併設しているところで、チケットを購入します。
チケットは大人1人1,000円となっています。
時間が少し空いているので、併設している喫茶で妻と抹茶のドリンクを注文。
妻はわらび餅の入った抹茶を、自分は濃い抹茶キャラメルラテを頼みました。(写真下)
西尾の抹茶は市販で良く口にする抹茶と少し異なりクリーミーな味わいがします。
お土産はミュージアムの見学終了後に買うため、あらかじめ買うものを決めておきます。
そして予約15分前になったので、抹茶ミュージアムのほうへ向かいます。
抹茶ミュージアム体験
抹茶ミュージアムへは、靴を脱いでスリッパで見学します。
入り口は抹茶を使った商品が色々展示されており、ここは撮影NGとなっています。
ただそこ以降は撮影OKで、動画はNGです。
その1階でガイドさんから色々抹茶について、話を聞きつつ移動します。
エレベータで移動して、機械で石臼を回しているところをVTRを交えながら見学します。
茶葉から抹茶ができるまでの工程を聞きます。
その後以下の3つの茶葉の比較を体験します。
- 茶道で使われる茶葉
- 高級料理店で使われる茶葉
- 市販の抹茶菓子などで使われる茶葉
茶道で使われる茶葉は高級なだけあって、石臼で挽く前の茶葉はほぼグリーンで、以下高級料理店、市販の抹茶菓子で使われるにしたがって、黄緑色の茶葉の割合が増えていきます。
お湯に入れると、高級な茶葉は全部沈みますが、グレードが下がるにつれて浮いてくる茶葉の割合が増えていきます。
最後にテイスティングをしますが、高級なものは風味や味わいが市販の抹茶と大分異なり、「これが高級」という貴重な体験をさせていただきました。
次に種類の異なる3つの茶葉を自分で好きな割合で按分し、それを石臼で挽くということを体験します。
石臼の重さは50キログラムで、マスクをしたまま5分間石臼を回し続けます。
ハンドルネームの通り痩せている自分にとっては、この石臼回しがかなり大変で、女性よりも石臼から出ている粉の量が少なかったので、ガイドさんが少し挽いてしまうという失態をさらしてしまいました。
この後に作ったお茶の粉にお湯を入れてもらい、茶を点てて茶菓子と一緒に飲むということをするのですが、先程の石臼挽きで手の力が入らないので、まともに茶を点てることができません。
泡が立たずに妻に手伝ってもらう始末。
お茶の作法については、静岡の島田市に行ったとき、富士の国茶のミュージアムで経験済で、問題はなく、茶菓子と一緒に抹茶を美味しくいただきました。(写真下)
帰りもタクシーを使おうかと思っていたら、どうやら抹茶ミュージアムにはタクシーは待っている気配はなく、直ぐ側の道路も通りかかりそうな気配はないため、歩いて西尾駅まで向かうことに。
ただ抹茶ミュージアムから、西尾駅までの歩行中に雨が降らなかったことは幸運でした。
帰りに名古屋駅を見ると、主だったお土産屋さんは行列ができるほどの混雑で結局名古屋駅では何も買わずに帰宅する結果に。
比較的空いているパン屋さんで、柿のあんぱんを買って帰るだけとなりました。
旅行の反省と改善点
今回の旅行の反省点は以下になります。
- 抹茶ミュージアムの帰りのタクシーが捕まらなかったこと
- 想像以上に名古屋駅近辺は人でごった返していたこと
- 帰りは人が多いため、お土産は行くときに購入。そのため予備で取っておいた名古屋滞在の時間が無駄になったこと
- 意外にどこも拠点に行くにも、時間に少々余裕があり持て余したこと
色々ありましたが、いい経験になりました。
まとめ
今回は愛知県西尾市にある抹茶ミュージアムへ見学ツアーを敢行いたしました。
それだけでは物足りないので、愛知県名物小倉トーストと、味噌カツを食べるというグルメも満喫する旅となりました。
当日は雨予報だったのですが、新幹線から降りて自宅の最寄り駅につくまでは降らなかったことは幸運でした。
抹茶ミュージアムの予約はすぐに埋まるので、行く日のちょうど1ヶ月前からサイトから申し込むのがベストです。
石臼を挽く作業はかなり重労働になりますが、その後のお茶会は堪能できますので行って損はしません。
また茶道で使う最高級抹茶のテイスティングができるので、貴重な体験ができることは間違いありません。
今回旅行にかかった費用は夫婦2人で約55,000円になります。(名古屋駅から西尾駅までの電車賃と各自で買ったお土産代除く)
ご参考になれば幸いです。
コメント