PowerToysとAutoHotKeyの使い分け

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PowerToysとAutoHotKeyの使い分け

Windows11でAutoHotKeyのv2を使おうとすると、色々不具合が生じて大変です。

不具合を自分で調べたところ、以下の問題がありました。

  • CapsLock、半角/全角、カタカナ/ひらがなキーのキーマッピングが正しくされない
  • F5キーにF2キーをマッピングして、F2キーにCtrl+V(ペースト)を割り当てると、F5キーもCtrl+Vのマッピングがされて、本来割り当てたいF2キーのキーマッピングがなかったことにされる

最初の問題は、ChangeKeyというアプリを使うことで解消できます。

しかし会社などでAutoHotKeyを使う場合、ChangeKeyはレジストリを操作するアプリのため、情シス的にNGの可能性が高く、別の方法を探していました。

そこでPowerToysで上記の問題が解決できないか、テストしたところ両方の問題をクリアにできました。

AutoHotKeyよりPowerToysのキーマッピングのほうが優先されているようなので、とりあえずは一安心というところです。

ちなみに1年前のPowerToysのキーマッピングは上記2つの問題解決前だったので、今回使おうと思った動機は、何回かバージョンアップしているし、久しぶりにダメ元で試してみたところうまくいきました。

PowerToysでWin11のAutoHotKeyの補完を行う

PowerToysはMicrosoft社がフリーで提供しているアプリで、簡単なキーマッピングであればこちらをおすすめします。

じゃあAutoHotKeyは不要では?という方もいると思います。

確かにPowerToysでかなりの部分をカバーしているので、これだけで十分という人もいると思います。

ただPowerToysは、マウスとキーボードをかけあわせたキーマッピングの設定ができません。

たとえば、Shiftキーを押しながらマウスのスクロールダウンをすると、Endキーと同じ効果があるキーマッピングをするといったことです。

AutoHotKeyはこれができるので、使い分けをしたいと筆者は考えています。

AutoHotKeyには複雑な処理のキーマッピングを実施してもらう

上記で述べたとおり、PowerToysには単純なキーの場所を交換(マッピング)に使い、マウスとキーボードを併用した設定、及びランチャーとしての機能など複雑な操作については、AutoHotKeyを活用して、各々の得意分野で使い分けをするのがベストと考えています。

筆者はまだマウスのスクロールとクリック+他のキーの割当でしか、マッピング機能を使っていませんが、これにダブルクリックを追加したマッピング機能を作りたいと考えています。

それには複雑なスクリプトを覚えなければならないため、現在チュートリアルを使って学習中です。

まとめ

Windows11を使うにあたってAutoHotKeyのV2が苦手としていることとして、以下の問題があげられます。

  • CapsLock、半角/全角、カタカナ/ひらがなキーのマッピング
  • ファンクションキー同士のマッピング(F2キーとF5キーしか検証していませんが・・・)

他のアプリでもこれらの問題を解決できますが、レジストリを操作するアプリが大半なので、お手軽にレジストリをいじらずにできるアプリがないか探したところ、Microsoft社が提供しているPowerToysが補完できることが判明しました。(2023.10.15にち時点での最新版)

PowerToysの良いところは、AutoHotKeyより優先してキーマッピングをしてくれるところです。

単純なキーマッピングについては、このPowerToysを使いマウスとキーボードを併用する、ランチャーやタイマーを使うなどの複雑な操作を行う場合は、AutoHotKeyを活用するとより効率的に作業を行うことができます。(筆者の設定の場合)

新しいことが判明しましたら、当記事をアップデートしていきます。

ご参考になれば幸いです。

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