ヤマキ醸造に見るマーケティング

マーケティング考察
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埼玉県と群馬県の県境にあるヤマキ醸造に行きました

去年に引き続き埼玉県神川町にある、ヤマキ醸造に行ってきました。

Webサイトは以下になります。

ヤマキ醸造 | 国産有機JAS認定の味噌・醤油・豆腐
ヤマキ醸造グループ。農薬・化学肥料・除草剤を一切使用しない国産有機JAS認定の希少な原料から作られた味噌・醤油・豆腐など自然の滋味をお届けしているヤマキ醸造グループの製品やイベント、会社情報を発信しています。

去年のネタはこちらを参照ください。

今年はコロナの自粛があけてから初めて行きました。

行き方は基本自動車ですが、本庄駅南口のバス停から神泉総合支所行きのバスで終点まで乗っても行くことが出来ます。

その場合、片道750円のバス代と本庄駅からは45分かかります。

バス停から降りて5分程度のところにヤマキ醸造はあります。

ここでは大豆を使った料理、味噌汁、油揚げ、豆腐、湯葉などの料理を提供してくれます。

飲食店は2店あり、糀庵と紫水庵の2つがあります。

メニューの種類は紫水庵のほうがあり、糀庵は軽食といった感じです。

上記のとおり解説を読むと、結構へんぴなところで商売になるの?と思っていると、自分が入って食事をしている間にお客がどんどん入ってきます。

メインは車の客が大半ですが、尽きることはありませんでした。

ここの売りは大豆食品なのですが、有機栽培の大豆という点と自然豊かなところという2点も売りにしています。

ここの名物は大豆を使った料理

大豆を使った料理で前回は紫水庵でガッツリいただいたので、今回は糀庵で食事を取ることにしました。

ここで豆庵汁セットと、生湯葉豆腐盛り合わせ、有機豆珈琲の3つを注文。

豆庵汁セットは、有機豆珈琲もセット注文できるので、そちらを選択。

3品で約2,700円する高価な昼食です。

下の料理は豆庵汁セットで漬物と味噌汁、油揚げのセットで昔の日本食という感じがします。

ここの味噌汁が絶品で中には卵と油揚げ、たまねぎが入っています。

続いて生ゆば豆腐盛り合わせです。

こちら醤油も有機醤油となっており、これをつけて食べます。

豆腐は木綿と絹豆腐が1つずつ入っていて、下には湯葉が3つ、豆乳に入った豆腐が豆腐の左にあります。

この醤油との相性がよく、この豆腐や湯葉を食べてしまうと、スーパーの同商品は食べたくなくなってしまう衝動に駆られます。

最後に有機珈琲です。

こちらもさっぱり系で、喉に苦味が残らない自分好みの珈琲です。

この他にソフトクリームも売っていたことを後で知りました。

側には売店もあり、郵送もしてくれます。

ちなみにタッチのカード決済が可能です。

埼玉の果てにある場所でも客は尽きない

以上ヤマキ醸造の概要を解説しました。

今回有機豆腐の料理を堪能したくて、去年に引き続き訪れましたが、本物志向の料理を売っている店は場所を問わないなと実感した次第です。

去年紫水庵に行ったときは、あちらはメニューが豊富なのでほぼ満席だったのは納得しました。

今回はメニューが少ない糀庵なので、店員さんも紫水庵をオススメしていました。

しかし入ってみると最初は自分だけだったのですが、食べている間に他の客も何組か食べに訪れて、こちらも盛況でした。

地方でもタッチカード決済を取り入れているところ、輸送もやっているお土産コーナー、本物志向の食品など、廃れていく地方都市を尻目にそこそこのマーケティングでも売っている物の品質が良ければ、場所を問わずに客は来るものだと勉強になりました。

まとめ

自動車の免許を持っていない場合、本庄駅からバスで45分かけて行くヤマキ醸造ですが、客足は絶えずおみやげコーナーや飲食店のほうにたくさんの人が訪れていました。

最寄り駅が丹荘駅で、ここからもバスを使わないと行けないので、基本は車で来るところです。

それでも場所を問わず人気なのは、カード決済をしっかり使っているところ、味が良いところ、有機を使った商品を取り揃えているところなど価格は結構高めですが、客足が途絶えないところをみると、本物は価格が高くても、人気があるのだなと納得するところが多かったです。

こういった高品質、かつ美味しいものを作り続けているとリピーターが増えるのも納得するところです。

マーケティングの本質をよく突いている、すごい企業だと思います。

こういったものを自分も小手先のテクニックでなく、何か出来ないかヤマキ醸造さんを見て勉強したいです。

ご参考になれば幸いです

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