【書評】55歳からの時間管理術

書評
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時間に追われる必要性が低下しているので、ここから楽しみましょう

齋藤孝著の「55歳からの時間管理術」という本を読みました。

結論は55歳くらいになったら、もっと人生を楽しみましょうということです。

事例がたくさん載っていて、著者の多趣味なところがよくわかります。

自分にとって印象的だったのは、年配者であってもこの歳になったら変に遠慮することはない、というくだりです。

学校生活から社会人まで日本は儒教の教えである、年功序列の精神をずっと引きずっています。

よく考えたら江戸時代以前は、高齢になったら隠居する習わしがあったのである程度歳を取ったら、年功という考え方はなかったのかもしれません。

それと歳を取って頑迷な老人になってはいけないと、本では戒めています。

介護施設で職員に迷惑をかけている老人をたまに見かけます。

あのような人を反面教師にして、早いうちから性格を改善していかないと手遅れになりそうなのも納得のいくところです。

暇が増えても、スケジュール管理はしっかりする

55歳くらいになると、暇な時間が増えますが、この暇を無計画に使ってはいけないと著者は述べています。

よく考えるとそのとおりで、今まで無計画で行動してきたことで成果のあったものは経験上少ないです。

歳を取ると時間の流れが一気に加速するので、ここは気をつけたいところです。

スケジュール管理と趣味を特化させることで、充実した時間の割合が増えるはずです。

まとめ

55歳くらいの年齢になると、時間に追われて無理やり仕事をする必要性は減っていきます。

しかしだからといって、何の計画性もなくやりたいことをやると、あとには何も残りません。

充実した日々を送るには、やりたいことをスケジュール化すること。

それと年上に対してもう立場などの遠慮をする必要はないということ。

著者のように多趣味になる必要性はないと思いますが、好奇心はそこそこもっていたいと本を読んでいると思います。

ご参考になれば幸いです。

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