【書評】リーン・スタートアップ成長戦略

書評
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少し古い本ですが参考になります

少し前の本になりますが、アッシュ・マウリャ著リーン・スタートアップ成長戦略という本を読みました。

一番面白いところは、ビジネスの成長は直線ではなくべき分布で伸びていくという点で、これを前提に事業計画から、サービスインまで逆算してビジネスを進行させなさいという点です。

事例はフェイスブックからテスラなど有名企業の詳細なステップが記載されています。

アメリカはこういったビジネスに関する学術書が多いです。

自分も経験したからわかる急成長の時期の大変さ

ある程度成長すると、急に売上が伸びてきて忙しさも倍増します。

ここが踏ん張りどころで、PDCAサイクル特にCAをどんどん回していかないと、リソースが足りなくなります。

本書は売上にターボエンジンがかかったスピードが圧倒的に早いので、この時期の伸びが異常になり、他の人を巻き込んだブラックな働き方になるに違いありません。

ここはランナーズハイのような状況になって、充実感がある人とついていけない人に分かれて、人材の質も上がっていくのは実務で経験したのでよくわかります。

他のところは色々なビジネス本の組み合わせ

何回か本書を読みましたが、他のところについては色々なビジネス書の寄せ集めになっています。

ただ整合性が上手くフィットしていて、売上や利益にブーストをかける人や組織はこうやるのだろうなというのはよくわかります。

筆者も電子書籍を何冊か出していますが、数が増えるにつれて、かつ質を上げるために版を重ね続けるということは、出版する本の数が増えるとおそらく外注を使う機会が増えることは肌で感じます。

本業があるので、そこまでのステップは進んでいませんが、これが本業になる場合ブーストをかけられる人が大金持ちになれるのだろうなと思います。

まとめ

簡単ではありますが、リーンスタートアップ成長戦略の売上ブーストのところを中心に取り上げました。

成長を続けるということは、どこかでブラックな働き方が来るということになります。

それは付いてくるお客数が増えて、対応すべきことが劇的に増えるからです。

創意工夫をして、PDCAの回転を圧倒的に早く回すことで、この売上が更に加速するという事実をしれて少し感動しました。

ご参考になれば幸いです。

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