【書評】発達障害サバイバルガイド

書評
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ADHDの人がQOLを上げるための参考書

この筆者はADHDの人で、生活に色々苦労しているようですが現在独立しているようです。

そんな人が書いた生活の質(QOL)を上げるために書かれた本です。

ADHDというくくりの中の人では、かなり優秀な人でライフハック集としてまとめています。

当然普通の人と異なるADHDの方なので、うつに関するノウハウも章を割いて書いていて、ひどいうつのときは「この本は閉じてください」と冒頭で述べています。

では一般の人では使えないものはまったくないかというと、そんなことはなくライフハックの量が結構あるので、その中から自分にあったものを取捨選択できれば良いと思います。

社会不適合者向けのライフハック集

冒頭で述べたとおり、広義の意味で捉えると日本社会の中の不適合者向けのライフハック集です。

カテゴリがいくつか分かれていて、その中から更に個別にライフハックが詰められているものです。

生活家電や家計、身だしなみなど多岐に渡って言及しています。

自分の血肉になるものだけ、取り込めればかなり有益な本

そんな中、筆者が印象に残ったところをいくつか自分の事例を交えて紹介します。

1つ目は「この一手を減らせないか」と常に考える習慣をつけるというところです。

これは筆者も痛感しており、現在マインドマップで私生活、仕事に分けて日々の面倒臭いことをリストアップして毎日のように整理しています。

次にルーチンを徹底することにも主眼をおいており、週と月に1回ルーチンを入れている、つまりメリハリを効かせたものを生活に取り込んでいることです。

毎日仕事と趣味に没頭できるかというと、停滞期に沈む性格の筆者は過集中になりやすいので、程々な息抜きタイムを本を通じて学びました。

そしてついダラダラしてしまう悪癖に対しては「儀式」を取り入れることで対応しているというのも、心にグサッときたところです。

何かしらの仕事を取り掛かるときに、定番の行動を事前に取り入れることで集中モードに入っていくということで、これは自分も何かしらの儀式を取り入れたいと思いました。

休日の考え方も大事で、完全に「現実逃避」することに主眼をおいています。

これは意識高い系の本だと、遊んでいるときも潜在的に仕事しているように結びつけるということをよく書かれていますが、この本は違っていて完全オフで仕事のことは一切忘れて心身のリフレッシュをすることを心がけています。

過集中な人は経験しているからわかると思いますが、精神的にかなり疲れることが多いのでこの完全オフは納得のいくところではないでしょうか。

最後に料理について、食材と調味料の組み合わせで料理をテンプレート化することをおすすめしています。

ここは節約の観点からも、やってみたいところでした。

と筆者が「これはすごい」と思われるものを何個か挙げてみました。

当然人によって価値観は異なるので、自分の血肉となるものを取り入れて、合致しないところは読み飛ばして良いような内容になっています。

まとめ

簡単にまとめると、この本は特殊な人向けのライフハック集ですが、一般の人にもところどころ使えるハック集があると思います。

自分の性格と得意、不得意をよく認識した上で読むと目からウロコになるような情報が散りばめられているで、使ってみるのも一手です。

読者は選びそうなものですが、個人的に筆者はそこそこ面白かったと思っています。

一番大切なのは、上記でも述べましたが「この一手を減らせないか?」と常に考えるところが一番印象に残っています。

日々の生活はほぼ無意識のルーチンで成り立っているので、この考え方の重要性はよくわかっているため耳が痛いところでもあります。

ご参考になれば幸いです。

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