【書評】嫉妬心とうまく付き合う本

書評
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他人目線で物事を見るから嫉妬する

根本裕幸著「つい他人と比べてしまうあなたが嫉妬心とうまく付き合う本」を読みました。

この本は前半で嫉妬するメカニズムを、後半で嫉妬する心を改善する対策を述べています。

日本ではウェイトが高い嫉妬という感情を、いかにコントロールするかに重点が当てられて良書だと思います。

嫉妬するのはその現象や行為がほとんどで、自分自身が生み出す幻影である。

出る杭を打つのが得意な日本で、この本を読む重要性が今問われています。

他人目線で物事を見ると、苦しくなるのは経験済なので納得するところです。

対策

対策は自分目線に持っていくということです。

本ではネガティブな思考をノートで殴り書き、もしくは非公開のSNSで同様のことをすることを述べています。

また自尊心を上昇させるため、長所や良かったことなどをまとめてどんどん自分の中に取り入れます。

他にもいくつかありますが、自分目線に視点を持ってくることで、嫉妬深い日本という組織で杭が大きく出て叩く人がいても気にならなくなります。

まとめ

嫉妬という嫌な感情をいかにコントロールするか、自分も出る杭を叩く側の魔界に落ちないためのノウハウがたくさん入っています。

最終的に自分自身は他人を動かすことなどできないと、早い内に悟ると心苦しい心情から脱出することができます。

他人は他人、自分は自分のやるべきことをやるだけと分別できるかが鍵になります。

ご参考になれば幸いです。

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