【書評】人間関係を半分降りる

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ムラ社会日本で苦しんでいる人にはヒントになるかも

先日「人間関係を半分降りる」という本を読みました。

タイトルから中高年以降の自己啓発本に思えますが、そうではなくムラ社会日本でその中に生きるのが苦痛の人は「こういった考え方もある」と少し視点を変えられるような本になっています。

かくいう自分もムラ社会が嫌いで、ここから抜け出す方法を生まれて30年以上考えていました。

2010年代に入ってから、マイノリティが生きやすくなる環境が整った気がします。

多くの日本人が他人に対する期待値が高すぎるから、裏切られたときにイラッとしてしまう。

この期待値を限りなく0にするのが自分にとってすごく難しく、損切が下手くそだと自分自身わかっていたので考え方を変えるのに苦労しました。

この本にも書いてあるとおり、環境や人間関係については自分自身どうにもできないので、諦めるのが良いのはここ数年でよく実感しています。

それとSNSが発達したせいか、他人と比べることが多くなってきたのも本に書いており、自分の場合はこのような環境からたまに離れたくなるため、青春18きっぷやのんびりホリデーSUICAパスを使って自然のある田舎のほうへソロ日帰り旅行を良くします。

人間関係に疲れた場合、この方法は自分にとってかなり有効であり心身ともにリフレッシュできます。

家族、職場、学校どれをとっても、自分の心理的テリトリーに必要以上に踏み込もうとする人は心理的距離を置くようになりました。

そのストレス発散がソロ日帰り旅行で自然を眺めることだったのです。

それと思ったのが、地頭の違いなのか何なのかわかりませんが、20代前半あたりまでで、自分自身で変えられることは驚くほど少ないと認識して、人を客観視するところに持っていける要因はあるレベルより上の環境と遺伝が決めるのだろうかと自分にとっての永遠のテーマになっています。

この本全般とおして言えることは、学校、家庭、職場の人間関係は相性が悪い相手は客観視して心理的距離を置くということに限ります。

この作者にあって自分にないのは、家庭や職場以外の居場所がないことと、趣味の人脈が存在しないことです。

そこを疑心暗鬼にならないで、踏み込むためにどうしたら良いか現在模索しているところです。

それとこちらも人脈形成がうまくいっていれば問題ないと思われる、住居の不安もあります。

孤立しやすいと考える人ほど、自分のスペースである住居を持ち家にしたほうが良い気がします。

そこが自分の居場所になるからというところと、もし自分のフィットした人脈ができた場合、呼ぶこともできるので。

この本は日本という「常識」という世論の声に、どうやって対処すべきかをまとめた本で、一つの考え方の参考になると思います。

ご参考になれば幸いです。

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