【書評】ヒットの設計図

書評
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マーケティングにおいて永久不滅の法則はないということ

先日図書館からデレク・トンプソン著の「ヒットの設計図」を借りて読みました。

結論は永久不滅の法則はなく、世の中はカオスであるという前提で物事を進めましょうという結果です。

理由は変化の激しい時代において、時間が経過すればいかに社会心理学が群集心理を分析しても、群衆も世代交代しているので、考え方も少しずつ変わってきているという、よく考えると当たり前の結果に到達します。

大ヒットはその瞬間のトレンドをたまたま掴んでいた

本の内容を流し読みしましたが、色々な学術的なことをビジネスケースに当てはめていましたが、どれも決定打を欠いており、一番ピンとくるのはその瞬間のトレンドを運良くたまたま掴んでいたという結果になります。

海外の本なので、事例は本文にたくさん載っています。

マーケティングや社会心理学の定番フレームワークは、条件が変わると役に立たず、本人の創作活動の継続、かつ機を逃さないタイミングが運を呼び寄せたという身も蓋もない結果です。

結果世の中はカオスなので、全身全霊で創作活動に打ち込み、それが何かしらの拍子でヒットしたとしか説明できません。

本の最後にピコ太郎のPPAPのヒットについて書いてあったのが面白かったです。

まとめ

世の中エンタメ、選挙など何がトレンドでヒットするか、その時代によって異なります。

それを創作している本人が、機を見てうまく波に乗ったことが功を奏したといえます。

自分も創作活動をしていますが、この社会の波にうまく乗る方法がわかりません。

今後もこういった難しいカオスの世界で、自分がどうやって人並み以上の生活が送れるようになるのか、そのためにはどういった創作活動が必要なのか継続勉強してウォッチしていきます。

ご参考になれば幸いです。

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